20年程前に両親共に交通事故に遭いました。両親はバイクに二人乗りしており、乗用車に衝突されました。二人共重症でしたが命は助かりました。ゴミ屋敷の片付け業者として活躍していた私はまだ20代前半だったので、保険の手続きなどは周りの大人が父に頼まれてしてくれていた様です。
私が最初に、人に助言されたのは事故の時に着ていた洋服を捨てないことです。裁判などになった時に要るかもしれないといわれました。病院から戻ってきたものを其のままの状態で保存しました。
私自身は保険のことなどで苦労しませんでしたが、病院のことが大変でした。父と母は救急車で別々の病院に運ばれましたが、母の運ばれた病院で後に不信感がつのり、結局転院させました。母は頭を強打しており意識がはっきりしておらず、入院したばかりの時は脳がはれていることと顔の傷の説明だけでした。何日かすると手にギプスをしており、折れていたとのこと。しばらくして母がうわ言のように顔が痛いと言いはじめました。そのことを病院側に伝えたところ頬骨が折れていました。
救急病院といえども大病院ばかりではありません。特に母と同じように自分の事を言えないような患者は、家族がしっかりと観察することが大事だと思います。
転院させる時も一悶着ありました。